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白石町
2005年に旧白石町、旧福富町、旧有明町が合併し誕生した白石町。
佐賀市中心部から25km圏内に位置し、東南部は有明海に面しています。弥生時代に自然陸化した広大な白石平野は、中世より現代まで幾多の干拓事業で造成された土地です。地質は粘質土壌で、米・麦、野菜、施設園芸等の農業好適地帯となっています。 また、六角川や塩田川をはじめとする川は、地域に潤いを与えながら、宝の海とも言われる有明海に注いでいます。山と平野、川と海が一体となって、個性豊かな自然美を描いています。 -
SHIROISHI-TOWN
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有明海の干潟
有明海は潮の干満の差が激しく、その距離は6mにも及びます。
満潮時には遠浅で海底が泥土の海岸が、ひとたび干上ると一面の干潟と化し、太陽を反射した広大で美しい光景が広がります。
大潮の際は見事な縞模様を描き出します。
多種多様な生物が生息しており、豊かな自然が堪能できる観光スポットとなっています。
夏には、潟スキーと呼ばれるムツゴロウ獲りの光景を見ることができ、 3~6月はアサリ・赤貝などの謝干狩りが楽しめます。 -
肥前犬山城展望台から眺める佐賀平野
杵島山(きしまやま)山頂、標高342mに建つ城の形をした展望所。健康坂という781の階段を登った先に広がる眺望は、パノラマの有明海と白石平野の美しいモザイク。
春には、日本三代歌垣(常陸の筑波山、摂津の歌垣山)といわれる「歌垣公園」で、 7万本ものツツジが彩る山々を愛でられます。
夜には市街地の穏やかな夜景を楽しむ事も出来ます。
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化け猫を祀った猫塚
その昔、肥前国佐賀藩の藩主・鍋島光茂の臣下、龍造寺又一郎が 、光茂の機嫌を損ね斬殺された。
又一郎の母は飼っていた猫に悲しみの胸中を語って自害 。 母の血を嘗めた猫が化け猫と化し、毎晩のように光茂を苦しめるという「鍋島の化け猫騒動」で語られるお家騒動です。
この化け猫を祀った塚があるのが、白石町の秀林寺です。 -
餅すすり
つきたての餅を湯にひたして、一気にかまずに飲み込む、餅すすり。
白石でしかみられない独特の食べ方です。
約400年前に勢力を築いていた龍造寺隆信を領民が餅をついて歓待したものの、有明海が引き潮で急いで船に乗らねばならず、きたての餅を湯につけて食べたのが始まりとか。餅すすり保存会により継承され、町内のイベントで見られる事も。
※危険ですから絶対に真似はしないでください。 -
ラムネ早飲み競争
毎年夏に開催される「しろいし夏まつり」では、子ども達のラムネ早飲み競争が行われます。
餅すすりに引き続き、もしかして、白石町の人はせっかち…?
3月前半
歌垣の郷ロードレース大会
競技は2kmから10kmまで14種目に分かれ、小学生から大人まで幅広く、走ることが好きな人ならだれでもエントリーできます。参加賞はお米など。

春
8月16日
しろいし夏まつり
お盆に帰ってきた人も楽しめるよう、毎年8月16日に開催。ラムネ早飲み競争、ステージイベント、盆踊りと、約1,000発の花火が白石の夜空を彩ります。

夏

7月中旬
縫ノ池(ぬいのいけ)夏祭り
縫ノ池の水環境保全の願いを込めて実施する、キャンドルナイト。キャンドルの制作は子供会が主体となり、ペットボトルを活用した約1,200個のキャンドルに灯りをともします。
秋

10月19日
おくんち
「くんち」とは九州地区における秋祭りの呼称。一年の豊穣を感謝して奉納される祭。くんち装束に身を包んだ氏子たちが御神輿を担ぎ、行列をなします。
11月中旬
しろいしぺったんこ祭
5人一組のチームで、おもち作りの時間と完成度を競う「餅つき競争」で大いに賑わいます。かまどに火を入れ、もち米を蒸して杵と臼でつく本格ぶり。

冬

12月下旬
稲佐神社のお火たき祭
古いお札やお守りなどを燃やして、来る年の安全を祈るお祭。物品販売や郷土芸能、抽選会も行われており、境内はたくさんの参拝客で賑わいます。