ふるさと納税の活用法:西ノ島町の場合
本の貸し借りだけでなく、人々・モノ・情報が集い、出会う場所というコンセプトのもと2018年7月に開設された西ノ島町初のコミュニティ図書館「いかあ屋」。
学習室や書斎、和室だけでなく、キッチン、多目的室等もあり、様々な使い方ができる図書館で、町民だけでなく、観光や仕事で訪れた方、誰もが自由に使うことができる場所、様々な人が出会い、繋がる・・・そんな図書館を目指しています。西ノ島町では、施設を充実させるために、ふるさと納税を活用して図書の購入、備品の整備などを進めています。
また、このいかあ屋に併設し、建設された子どもたちのための新しい学び場が「放課後児童クラブ」です。以前の放課後児童クラブは、旧小学校校舎を使っていましたが、2018年度のふるさと納税などを活用して新たに建設しました。
共働きなどで保護者が昼間家庭にいない小学1年生から6年生までが登録制で、放課後や長期休業日等に利用できる放課後児童クラブ。核家族化が進む現在、ここ西ノ島町でも働く子育て世代にとって欠かせない施設となっています。
平日の放課後に小学校での授業が終わった子どもたちは、小学校からスクールバスで、放課後児童クラブへやってきて、おやつを食べたり、宿題をしたり、遊んだりします。
夏休みなどの長期休暇にはお弁当を持ってきて、いかあ屋や放課後児童クラブの前の芝生でお昼を食べたりもします。トイレやシャワー室も完備され、スタッフさんがキッチンにいても子供たちを見守ることができ、まるで家にいるような雰囲気で子どもたちにも安心して過ごしてもらえるような造りになっています。
今回ご紹介したコミュニティ図書館「いかあ屋」と「放課後児童クラブ」は、「ふるさと納税」というたくさんの方々の気持ちが、西ノ島町の人々や、子どもたちの未来の一部として実際に形になったもの。そこには町の活力と全国から寄せられたたくさんの方々の気持ちが宿っています。みなさんも、ぜひ「お近くにお寄りの際には」訪れてみてはいかがでしょうか?
★西ノ島町コミュニティ図書館 いかあ屋
https://nishinoshimalib.jp/
島根県・西ノ島町への寄附のご検討ありがとうございます。
×