ガラシャに捧ぐ宴。

長岡京を彩る、華やかな行列。

細川ガラシャ。戦国史好きであればその名を知らぬ人はいないでしょう。
かの武将、明智光秀の三女として生まれ、戦国一の美貌を誇ったとされる人物です。
16歳の頃、当時乙訓一帯を支配していた戦国大名、細川藤孝の息子、忠興の元に嫁ぎ
ました。そのガラシャが幸せに満ち足りた新婚時代を過ごした場所こそが、
長岡京市だったのです。

ガラシャが輿入れをしたのは「勝龍寺城」。この城は戦国時代に織田信長が細川藤孝に
与えたもので、1992年には跡地を整備し、市民が憩える勝竜寺城公園へと変貌を遂げ
ました。 その完成を記念し、ガラシャの輿入れの様子を再現する行列巡行を開催した所
その艶やかな装いと賑わいが大好評に。以後、「長岡京ガラシャ祭」として、広く市民に
親しまれているのです。

長岡京ガラシャ祭の見どころは何と言っても「お輿入れ行列」。ガラシャとその夫
細川忠興に縁のある人物に扮した、総勢約1,000人の行列がお囃子と共に長岡第六
小学校から勝竜寺城公園までの約3kmを練り歩きます。その華やぎは、明智家と細川家
の婚姻を祝う当時の盛況を目の当たりにしているかのよう。

その他にも鳴子踊りやステージイベント、フリーマーケット等も開催され、様々なイベン
トが目白押し。
ガラシャが細川家へ嫁いで数年後、父明智光秀が、主人である織田信長に謀反を起こす
という日本史上に残る大事件が起こりました。それ以後彼女は中世戦乱の大きな渦に巻き
込まれ、苦難の生活を送ることになりました。
長岡京市は、そんなガラシャが人生の中で一番幸福な時間を過ごしたであろう場所。
長岡京のまちではそのひとときが錆びれないよう、今尚、祝儀を挙げ続けているのです。

長岡京ガラシャ祭No.252123-03-0002

長岡京ガラシャ祭実行委員会事務局
住所:〒617-8501京都府長岡京市開田1丁目1番1号
TEL/FAX: 075-959-1299
http://nagaokakyo-garasha.jp
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