芳醇な鶏の香り広がるご馳走、ひきずり鍋。

朝引きコーチンを即発送!産地だからできる至高の鳥すき

「ひきずり鍋」という名前の由来は、「猟の獲物を引きずってきて鍋にしたところから」「鍋から自分のところに引きずるようにして食べるから」など諸説ありますが、いずれにしても岩倉では、ひきずり鍋といえば鶏のすき焼きのこと。

「もともと日常の食べ物にお金も時間もかけないのが尾張気質。昔この辺りではどの家庭でも、卵を取るために庭先で鶏を飼っていましたが、鶏を食べてしまえば卵も取れなくなるわけで、それでも食べるというのはよほどのごちそうだったんですね」と語るのは、今回ひきずり鍋セットを提供してくれる『和食にわ』の女将の丹羽たつ子さん。なかでも「最もおいしく食べるにはすき焼きが一番」とも言われる名古屋コーチンのひきずり鍋は、ごちそう中のごちそうとして大切に食されてきました。

今回のセットの最大のポイントは、もも、むねなどの一般的な部位だけでなく、脂身や皮、レバー、せせりといった部位もしっかり入っていることです。苦味が全くなく、乳製品のような爽やかな風味のレバーや、噛めば噛むほど旨みが出るせせり(首の周りの肉)も、新鮮なまま直送するから出せる逸品。とくにせせりは、1羽から取れる量がわずかで、処理できる職人も少ない為なかなか出回らないのだそう。このセットは、朝処理した名古屋コーチンをその日のうちに出荷、翌日の昼までには手もとに届くという流れ。その分、お届け地域には限りがありますが、色つやも美しい新鮮な名古屋コーチンをまるごと味わえるのはうれしい限り。もちろん、すき焼きのおともに欠かせない生卵も、濃厚で香りよい名古屋コーチンの卵がセットされています。

名古屋コーチンのすき焼きでは、最初に脂身と皮でしっかり脂を出し、その脂で肉と野菜を焼くのが最もおいしい作り方。とくにしっかり歯ごたえのある皮はブロイラーとは全くの別物で、そのまま煮込んでしっかり味が染みたところをぎゅっと噛みしめれば、濃厚なコクと香ばしさが口の中に広がります。しかし残念ながら傷みが早く、本当に産地に近いところでしか取り扱われていないのが現状。そんな稀少な皮や脂をお届けできるのは、名古屋コーチンの産地である岩倉ならではといえるでしょう。

ちなみに女将おすすめのシメは、具材をすべて引き上げたあとの煮汁に、卵とじの要領で溶き卵を流し、半熟に固まったところを白ご飯にかけていただく即席卵丼。煮汁にまでたっぷり溶け出た名古屋コーチンの旨みを、最後まで満喫してください!

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