艶やかな赤身の光沢と、とろける舌触り。これぞ三崎まぐろ。

ダイナミックな市場と
まぐろの街ならではの食文化を堪能

三方を海に囲まれた恵まれた地形により、古くから沖合、遠洋漁業の基地として発展した三崎港。昭和初期から40年代にかけてはまぐろの水揚げ量が全国トップクラスを誇り、現在も日本有数の「まぐろの街」として栄えています。
現在、三崎新港魚市場には世界各地で獲れたまぐろが水揚げされ、保存されています。船上でマイナス60度に冷凍し、冷凍のまま出荷する「コールドチェーン化」により10年ほどの保存が可能に。巨大冷蔵庫の中には、およそ5万本のまぐろが保存されているというから圧巻です。

そんな「まぐろの街」の醍醐味を感じられるのが「水産物地方卸売市場」で週3~4日行われているまぐろの競り。一般見学も可能なこの競り、約600本の冷凍まぐろがずらりと並ぶダイナミックな光景を見る事が出来ます。市場での競りといえば、競り上げ式のイメージですが、ここで行われているのは「入札式」。カットされた尻尾の部分を見ながら、まぐろのプロが鋭い目つきで良し悪しを見極めています。

艶やかな赤色で脂のりがよく、口の中でトロリと旨みが広がる「本マグロ」をはじめ、脂の甘みと力強い旨みが堪能できる「ミナミマグロ」、しっとりモチモチとした舌触りで、後にほんのりとした甘みが残る「メバチマグロ」など、三崎湾には様々な種類のまぐろが水揚げされており、いずれも新鮮で上質!

そんなまぐろを楽しみたい方は「三浦港産直センターうらり」へどうぞ。市場さながらに活気のある雰囲気の中、新鮮なまぐろや魚、三浦野菜、加工品なども購入できます。
また、街中の多くの飲食店で提供されている様々なまぐろ料理も見逃せません。お刺身やまぐろ丼はもちろん、まぐろカツ丼やまぐろ天丼、まぐろラーメンなど、その味わいは多彩。まぐろの最高の食べ方を知り尽くしてきた「まぐろの街」ならではのこだわりの味を、ぜひご堪能あれ!

三崎水産物地方卸売市場・うらり産直センターNo.142107-03-0001

三崎水産物地方卸売市場
住所:〒238-0243 神奈川県三浦市三崎5丁目245−7
TEL:046-882-1111
URL:http://www.city.miura.kanagawa.jp/ichiba/ichiba_index.html (外部サイト)

うらり産直センター
住所:〒238-0243 神奈川県三浦市三崎5丁目3−1
TEL:046-881-6721
URL:http://www.umigyo.co.jp/ (外部サイト)

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