豊かな自然環境を重視した自然と人間が共存するまちづくり

別海町は、東京23区の2倍以上にもなる広大な面積と、ラムサール条約登録湿地である野付半島・野付湾、風蓮湖など世界的にも貴重な自然を有しています。

 

地球温暖化の進行による異常気象の増加に伴い、生態系への影響や自然の減少など、地球規模での環境保全やエネルギーのあり方に対する関心が高まっています。
別海町では、環境に配慮した自治体の形成を目指すため、環境保全に取り組む団体を継続して支援し、人と自然の調和を図りながら、主要施策を柱に活動の拡大を促進しています。

 

持続可能な環境配慮を目指す主要施策

① 自然環境の保全と活用
環境保全をおこなっているボランティア団体への支援を継続しておこなっていきます。エゾジカによる植生被害(過度に植物を食べてしまうことによる被害)が大きい地区では、春・秋の駆除に加えて、越冬地対策として野付半島・走古丹地域での囲い罠による生体捕獲を実施。個体数を適正に保ちます。また、自然環境や景観を活用した事業を推進します。

② 環境保全意識の高揚
町民に対して環境保全意識の高揚を図ります。町内河川流域の第一次産業の関係団体での研修会開催やリーフレット作成を実施。また、小・中学生対象の自然環境保全及び公害防止ポスターコンクールを開催します。このコンクールは町内の児童生徒に自然環境の保護保全と公害の未然防止等の環境問題について興味を持って、自然の大切さを考えてもらう事を目的に実施しています。

③ 環境保全活動の促進
環境保全団体に対して、活動支援や清掃活動をおこないます。また、「安心で安全な水産物を私たちにもたらすその海は、北海道の豊かな森が育てています」という主旨から北海道漁連・別海町漁業協同組合女性部が推進する「お魚殖やす植樹運動」をサポート。農林漁業関係者及び地域住民参加による別海町植樹祭を開催します。

④ 省エネルギーへの取り組みの推進
町内の公共施設において、クールビズ、ウォームビズを実施しています。また、地球温暖化防止のため、CO2を削減するカーボンマネジメント事業に取り組み、「別海町地球温暖化対策実行計画」を推進します。

⑤ 環境問題への対応
町内の環境調査の一環として、自動車騒音の調査を毎年実施します。また、漁業関係者と連携の上、風蓮湖内や前浜の生息環境・資源量調査及びさけます増殖河川に係る水質・生息環境調査を行います。

 

別海町の美しい自然を守るために

別海町では、町内の美しい自然環境を守り、この豊かな自然を次世代へと受け継ぐためにさまざまな施策を拡大し推進してきました。今後も環境を守り、次世代へつなげるためにも、環境保全に取り組む関係団体を引き続き支援し、活動の拡大を促進する必要があります。
また、自然と共存できる新規観光メニューの創出に取り組むとともに、関係団体と連携しながら安全に観光できる環境を構築する必要があります。

今後も豊かな自然環境を重視した自然と人間が共存するまちづくりを推進していきますので、ぜひ、別海町へのご訪問やご支援をお待ちしています。

No.016918-01-0001

ラムサール条約登録湿地である野付半島・野付湾、風蓮湖など世界的にも貴重な自然を有しています。
環境に配慮した自治体の形成を目指すため、環境保全に取り組む団体を継続して支援し、人と自然の調和を図りながら、主要施策を柱に活動の拡大を促進しています。ご支援下さい。

※このプロジェクトは、寄附の使い道を、「豊かな自然環境を重視した自然と人間が共存するまちづくり」として受付させていただきます。

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