和寒町は競技玉入れ発祥の地。

小学校の頃、運動会などで誰もが経験するおなじみの定番競技“玉入れ”。
運動会などで行われる一般的な玉入れは、高さ180cm~300cmの位置に籠を掲げ、その籠の中に一定時間内にお手玉やボールを入れ合い、入れた数を競うというもの。認知度100%を誇る日本人なら誰もが知っているおなじみの競技です。
そんな玉入れの始まりは、明治時代の競闘遊戯会という海軍の運動会がはじまりとされ、バスケットボールを参考に作られたと言われています。

 

公式競技として進化を遂げた玉入れ。AJTAとは?

1990年8月、玉入れは公式競技としての一歩を踏み出します。
和寒町ふれあい祭りが開催され、その目玉イベント として「全日本玉入れ選手権」が初開催。誰にでも分かりやすいルール、子供からお年寄りまで、誰もが楽しめ参加できることから人気となりました。
そして、1996年、和寒町で全日本玉入れ協会(通称アジャタ- AJTA: All Japan Tamaire Association-)が設立され、日本で初めて玉入れに公式ルールを制定し、公式競技大会として「第1回全日本玉入れ選手権」が開催されました。その後、九州、関西にも協会が設立されました。

 

運動会の玉入れとは異なる、競技玉入れの公式ルール。

竿と籠については、発祥の地ならではの和寒町にちなんだ数字が道具の仕様になっています。

  • 竿の高さは4m12cm(和寒町で記録された最低気温-41.2℃に由来)。
  • 籠の直径は44cm、深さ44cm(いずれも和寒町の緯度、北緯44度に由来しており、これをアジャタバスケットと呼びます)。
  • お手玉は、重さ約80gのアジャタボール99個と、重さ約250gのアンカーボール1個を使用し、アンカーボールを最後に入れ、全部入れ終わったタイムで勝敗が決定します。
  • 競技はアジャタバスケットを中心とした直径6mの円(コート)の中で行われ、出場選手は6名。1名でも欠けると失格となり、競技開始時にはフライング防止のためコートの外でアジャタバスケットを背にした状態でスタートとなります。

 

さらに進化を遂げる、競技玉入れ。

全日本玉入れ協会(AJTA)には、それぞれの能力に合わせて楽しめるように、「一般の部」「レディスの部」などのカテゴリーがあります。令和元年、このカテゴリーに新たなカテゴリーが新設。それが、「ウェルチェアの部」です。 障害がある方もない方も、誰もが楽しめるように新設されたカテゴリーとなり、基本ルールは、車いす競技向けの新しいルールが設けられています。

 

広がりを見せる競技玉入れの魅力。

運動会の定番競技だった玉入れは、まちおこしイベントを通して、今、新たな公式競技スポーツとして、全国に広がりを見せています。近年の全国大会では、道内外から80組以上のチームが出場し、その参加者は500名を超えるまでに。巷で話題となり年々参加者も増加しています。

 

人口3,300人ほどの小さな町からはじまった、日本全国を巻き込んで広がるニュースポーツ。誰もが楽しめる、笑顔になれるスポーツです。家族、友達同士、同僚、学校時代の仲間と、みんなで全国大会を目指してみませんか?小さな町が巻き起こす玉入れ旋風にこれからも目が離せません。

和寒町で進化する、運動会でおなじみの競技とはNo.014648-03-0001

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