アザラシと希少な体験ができる珍しい施設

「紋別市オホーツクとっかりセンター」内にある“アザラシシーパラダイス”は、アザラシへのエサやり体験やすぐ近くで横になる“添い寝”イベントなど、普通の水族館では普段見ることができないようなアザラシたちの姿を観察したり、体験したりすることができる紋別市ならではの希少な施設です。2015年9月に空港路線の維持・利用と地域の独自性を活かした着地型観光の促進を目的としてオープンしました。

 

個性が豊かな表情で来場者をお出迎え♡

アザラシシーパラダイスは、飼育プールの他に人工海水浴場であるホワイトビーチの一部を、自然環境一体型の展示施設として利用しています。ここで飼育しているアザラシは、あぐ君(32才)と日和ちゃん(6才)の2頭です。どちらもゴマフアザラシという種類で、灰色の皮膚表面に黒いまだら模様があるのが特徴。中型の大きさでベーリング海やオホーツク海、日本海や黄海などに生息しています。日本では、関東地方の河川に迷い込んで話題になったことも。水族館でよく飼育されている種類なので、そのずんぐりとした体型と、かわいい顔は多くの人に馴染みがあると思います。

 

アザラシも個体によって性格や表情が違います。アザラシシーパラダイスでは、人懐っこいあぐ君と日和ちゃんが愛くるしい個性豊かな表情で来場者を出迎えてくれます。

 

気分は飼育員!?アザラシへ合図を出してみよう☝

アザラシシーパラダイスのエサやり体験は、エサをあげるだけではありません。よく水族館でのショーで見かけるアザラシへの手を使っての合図も体験することができます。飼育員さんがその都度教えてくれますので、体験者もその通り真似をすればアザラシが反応してくれますよ。
ゴロゴロと回転するローリングサインやバンザイをしてくれるバンザイサインなど、いろいろなサインでアザラシと遊べます。

 

合図を聞いてくれたらご褒美タイム。手袋などの必要なものは施設のほうで用意してくれます。誰でも体験することができるので、訪れた際は、可愛らしいアザラシとのふれあいをぜひ楽しんでください。

 

最後は自分のカメラやスマートフォンでアザラシと記念写真をパシャリ。普通の水族館ではなかなかできない、アザラシと並んでの記念撮影ができるのは、とっかりセンターならではの魅力です。また、記念撮影はエサやり体験をしていない方でも可能なので、訪れた際は記念に写真を撮ってもらいましょう。なお、エサやり体験は1日に12:00、14:00、15:30の3回、先着5名となっています。(餌やり体験の受付は当日餌やり開始40分前から行っています。)
※現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、記念撮影は中止しております。

 

同敷地内「アザラシランド」でも多くのアザラシを飼育

“アザラシシーパラダイス”と同じ「紋別市オホーツクとっかりセンター」内の“アザラシランド”でも多くのアザラシを見ることができます。
こちらの施設はアザラシの保護・繁殖を目的としていて、現在20頭を超えるアザラシが飼育されています。種類はゴマフアザラシとそれよりも少し小型のワモンアザラシ。アザラシランドでは、毎日5回のエサの時間に係員の説明を聞きながらアザラシたちを間近にして生態観察することができます。各回10分ほど説明があり最後には記念撮影もできます。
※現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、えさの時間を各回5分ほどに短縮、記念撮影は中止しております。
アザラシシーパラダイスと異なり、来場者の餌やり体験はありませんが、アザラシが泳いでいる姿をじっくりと観察できる「水中行動観察室」やアザラシに関するさまざまな資料が展示されています。“アザラシシーパラダイス”でアザラシとのふれあいを体験して、“アザラシランド”では生態観察を中心に楽しむことができます。

 

アザラシ王国、紋別ならではの日本唯一のアザラシだけを飼育する施設「オホーツクとっかりセンター」。かわいいアザラシとふれ合い体験を通じて心癒やされてみませんか。紋別に訪れた際はお立ち寄りいただき、ぜひ癒しのひとときをお楽しみください。

可愛いアザラシたちとふれあい体験『アザラシシーパラダイス』No.012190-03-0003

アザラシシーパラダイス
アクセス:北海道紋別市海洋公園2

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