まちの手引き:紋別市

  • 紋別市

    紋別市は、オホーツク海沿岸のほぼ中央に位置し、漁業・農業・林業・水産加工業を基幹産業としたまちです。 オホーツク海の特性を生かし、冬季はガリンコ号による流氷観光、夏季は花観光や釣クルーズ体験など、四季折々のオホーツクの自然を利用した観光に力を入れており、流氷と流氷観光船“ガリンコ号”は共に北海道遺産に登録されています。
    また、流氷がはぐくむ豊かな海で水揚げされた、毛ガニ・ズワイガニ・タラバガニの三大ガニのほか、ホタテ、鮭などの豊富な魚介類を味わうことができます。 農業は、赤身のしっかりとした味が楽しめるオホーツクはまなす牛などの酪農・畜産業を主体としています。

  • 紋別市MOMBETSU-CITY

    紋別市の地図

    面積830.07km2

    総人口21,414
        (令和2年6月末現在)

    紋別市役所
    住所:〒094-8707
    北海道紋別市幸町2丁目1-18
    TEL:0158-24-2111(代)
    URL:紋別市役所ホームページ
    (外部サイトへ移動)
  • 360度パノラマ絶景!海上と海底からオホーツク海を楽しめる
    『氷海展望台オホーツクタワー』

    オホーツクタワーは海中からそびえ立つ展望台。紋別港からオホーツク海に約1kmも突き出している巨大な防波堤の先端にあります。海中にある土台部分の海底層では、流氷の天使とも言われるクリオネを展示。そのほかにも、チョウザメがエサを食べるところを観察できたり、磯の生き物を直接触れるタッチプールがあったり、ミニ水族館として楽しめます。中でも海底が観察できる観察窓からは、運が良ければアザラシやサメなどレアな生物も見えるかも!?1階はエントランスとキッズコーナーで小さな子供が遊べるような施設。2階には北海道初の常設展示4Dシアターがあり、360度のスクリーンに3D画像が映し出され、映像に合わせた風や振動が起こる演出を楽しめます。そのほかにも映像展示や研究展示が盛りだくさんのフロアです。そして、3階は展望フロア。海面上約24mからはオホーツク海を一望できます。また、4方向にテラスが設置してありますので、潮風を感じながら季節ごとのオホーツク海を堪能できるようになっています。

  • 流氷をテーマにした体験科学館
    『北海道立オホーツク流氷科学センターGIZA』

    北海道に接岸する流氷は、北半球、南半球通じて最も低緯度まで来るものです。オホーツク海に面している紋別市は、北海道大学の低温科学研究所附属施設(1965年~1996年)が設置されて以来、流氷の研究が継続的に行われ、流氷研究の中心的な地域となっています。それらを背景として、1991年に「北海道立オホーツク流氷科学センターGIZA」が開設されました。この施設は、流氷をテーマにした科学館として世界にただひとつのものです。展示内容は非常に多岐にわたります。マイナス20度の厳寒体験ができる部屋では、実際の流氷に触れることができたり、凍るシャボン玉実験やタオルの凍らせ実験もできます。そして、流氷とともにやってくる天使「クリオネ」の展示も実施。館内展示としては、日本一の飼育数を誇り体長5ミリから30ミリのさまざまな大きさのクリオネが観察可能です。また、捕食時に変貌する様子も映像で見ることができて、好評を博しています。

紋別市 耳寄り情報

  • 海岸線1kmにわたって続く花園『オムサロ原生花園』

    紋別市街地から北西方面に位置している「オサムロ原生花園」。渚滑川を挟んだ海岸線に1kmにわたって続いています。オホーツクの夏を告げるように5月中旬からは、ハマエンドウやセンダイハギ、そして6月上旬ころからは北海道を代表する花、ハマナスが咲き始めます。約50種類もの原生草花を見ることができ、運が良ければシロバナハマナス(白い花びらのハマナス)も見られます。冬になれば流氷を見ることもできます。

  • 赤く染まる野鳥の楽園『コムケ湖』

    コムケ湖は、紋別市街から湧別町寄りに約20km、オホーツク海に面した場所に位置しています。コムケは、アイヌ語で「曲がった」という意味で、湖が細長く複雑な形をしています。オオハクチョウやオジロワシ、アオサギなど約200種類が飛来する野鳥の楽園です。海、湖、山が一望できる景勝地でもあります。秋にはサンゴソウが絨毯を敷き詰めたように真っ赤に広がります。海と隔てられた海跡湖であり、ヌマガレイが獲れるほかカキの養殖などもおこなわれています。

  • オホーツクの海の幸を丸ごと堪能
    『マルカイチ水産 海鮮炉端焼き』

    水産会社直営、新鮮な食材を使い熟練の料理人が調理した料理を低価格で提供してくれる地元の人気店。各テーブルには、コンロを設置しているので目の前で焼いたカニや魚介を熱々のまま食べることが出来ます。焼き物以外にも、カニやオホーツク海の魚介を使用した丼も大人気です。となりの直売所では紋別で獲れた新鮮な魚介類など、お土産品を取り揃えていますので、紋別にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

紋別市の1年

6月下旬

春だ!ワッショイ!!
公園まつり

市民有志が中心となって紋別市の代表的なお祭りだった「紋別公園まつり」を復活させようと企画、実施している公園まつりです。イベントは、カラオケ、バンド・フォークなどのミュージック演奏、その他、焼き鳥・焼きそば・フリーマーケット等の出店など、子どもからお年寄りまで楽しめるお祭りです。

7月下旬

もんべつ観光港まつり
オホーツク花火の祭典

紋別港から受ける恩恵に感謝する行事として、戦前からあった「港祭り」が前身で、1955年に名称を改めて開催されています。一番の目玉は「オホーツク花火の祭典」。紋別港から打ち上がる花火がオホーツクの海と夜空を鮮やかに染め上げます。

9月中旬

スカイフェスティバル

9月20日の「空の日」を記念する催しで、オホーツク流氷公園でおこなわれます。遊覧飛行(有料・事前申込)、熱気球係留フライト体験搭乗(有料)などのイベントがあります。

10月上旬

もんべつグルメまつり

紋別の味覚を堪能できる紋別最大の味覚イベントです。会場には、カニや鮭、採れたての海産物や水産加工品、農産物など幅広い旬の味覚が販売されます。買った商品をその場で食べられるバーベキューコーナーは毎年沢山の人々で賑わいます。

12月上旬

もんべつ海産まつり

地元紋別産の新鮮な素材を使った水産加工品を取り揃え特別特価で販売します。まつり会場から地方発送もできますので、お歳暮や贈答品にご利用ください。会場では、「カニ汁無料サービス」や「お楽しみ抽選会」を行います。

2月上旬

流氷あいすらんど共和国

流氷のオホーツクを逆手にとって面白く活用しようとの発想で、極寒の2月に紋別市内に開国される市民手作りの独立国。オホーツクの味覚を堪能できる“氷点下まるかじりパーティー”や“雪で作った巨大迷路”など、寒さを楽しむイベントが盛り沢山あります。

12月上旬~2月末

氷灯りの街もんべつ

氷灯りの街もんべつは、平成16年より「灯り」をテーマとして市内でアイスキャンドルを灯そうということから始まった事業です。それと合わせて紋別市のカラーとして青と白の色を基本にイルミネーションを飾ろうという動きが市内に広がり現在に至っています。

2月中旬

もんべつ流氷まつり

1963年に始まった“もんべつ流氷まつり”は、流氷のまち紋別を代表するお祭りです。天然氷で作られたメインステージほか、美しい氷像が会場に立ち並び、夜には色とりどりのライトアップがされ幻想的な世界を楽しめます。お笑いライブショーなどもステージイベントも行われます。