まちの手引き:西ノ島町

  • 西ノ島町

    日本海に浮かぶ大小180の小島からなる隠岐諸島。
    このひとつ「西ノ島」の全土を占めるのが西ノ島町です。
    隠岐郡内では隠岐の島町に次ぐ 2 番目に大きな町であり、周囲の恵まれた魚場を生かした漁業や養殖業、観光、畜産が産業の大きな柱となっています。
    世界的にも貴重な景勝地と言われる島前カルデラの火口に位置し、「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」を代表する国賀海岸など、地球の大きな力が創りだした自然景勝地にも出会うことができるまちです。

  • 西ノ島町NISHINOSHIMA-TOWN

    西ノ島町の地図

    面積56.0km2

    総人口2,882

    西ノ島町役場
    住所:〒684-0211
    島根県隠岐郡西ノ島町浦郷534
    TEL:08514-6-0101
    URL:西ノ島町役場ホームページ
  • 国賀海岸

    西ノ島の北西に続く国賀海岸は、何十万年もの歳月をかけて形成された大規模な海蝕崖が発達する断崖絶壁。特に、巨大なナイフで垂直に切り取ったような高さ257mの「摩天崖」はこの地を象徴する圧巻の雄大さを誇ります。ほかにも、自然の力を感じる岩の架け橋「通天橋」や、観音岩、象鼻岩などの奇岩が立ち並ぶ「天上界」など、ダイナミックな奇勝が見られる一方で、牧草地では放牧された馬牛がのんびりと草を食む光景が広がり、そのコントラストも訪れた人々を魅了します。

  • 明暗(あけくれ)の岩屋

    一度入ってしまうと、出口に近づくまで光が届かないことからその名が付けられた明暗の岩屋。自然が造りだした全長250mの長い洞窟です。暗黒の世界を通り抜けた直後、迎えてくれるのはコバルトブルーの海。その光景はイタリア・カリブ島にある「青の洞窟」に勝るとも劣らない美しさと言われます。ただしアクセスは観光船のみであり、波が相当穏やかでないと進入することはできません。運良く通り抜けられた場合は金運・長寿に恵まれ、幸せになれると言われています。

西ノ島町 耳寄り情報

  • 「おとしもの」にご注意!

    感動必至の絶景が満喫できる西ノ島・国賀海岸。
    牧草地では牛や馬がいたるところで自由に草を食み、過ごしています。そのため、車道や歩道には至るところに彼ら、彼女らの「おとしもの」が…。
    くれぐれもご注意を!

  • 海が見える図書館、開館

    町民みんなの意見を取り入れながら作られたコミュニティ図書館「いかあ屋」が2018年7月にオープン!海を眺めながら本を読み、ゆったりとくつろげる素敵な空間です。

  • おすそ分けもダイナミック

    漁業を営む町民が多い西ノ島町。ご近所さんへの貝や魚などのおすそ分けは袋いっぱい、箱いっぱいが当たり前(!?)。ご近所同士は親しいため行き来も自由で、いつの間にか台所に置かれている…なんてこともあるというから、すごすぎます。

西ノ島町の1年

8月中旬

シャーラ船送り

お盆最終日の16日、 西ノ島町では、 先祖の精霊が精霊船(シャーラ船) に乗り、西方浄土へと旅立って行くと言われており、精霊船を造り、送り出します。

7月中

夏祭り

西ノ島町では各神社のお祭りが隔年で盛大に行われます。
偶数年:焼火神社例大祭
奇数年:高田神社例大祭
    海神社例大祭
    焼火神社例大祭
    由良比女神社例大祭

9月中旬(奇数年)

美田八幡宮の田楽

美田八幡宮で西暦奇数年の 9月中旬の例祭で奉納されます。全部で2時間近く要する本格的な田楽芸で、衣装など色彩的にも美しく、しっかりとした伝統が中世の世界を彷彿とさせます。

10月中旬(偶数年)

日吉神社の庭の舞

日吉神社で西暦偶数年の10月に奉納される祭礼で「庭の舞」「神の相撲」「田楽」 の3部で構成されます。平成4年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

10月中旬

西ノ島ハーフマラソン

走行コース途中でも思わず立ち止まって写真撮影をしたくなるほどの、 壮大なスケールを楽しめます。 最大標高差 257m!!摩天崖級のベリーハードな絶景マラソンコースです!

2月上旬

焼火神社初詣り

島前では旧正月の期間中に集落単位で焼火神社に参詣する事を「初詣り 」 と呼んでおり、週末になると焼火神社へ向かう一行が列をなして登山する姿が見られます。