まちの手引き:玉川村

  • 玉川村

    福島県の内陸地域である「中通り」に属する、日本の滝100選にも選ばれた乙字ヶ滝が有名な自然が豊かな村です。阿武隈山系の西斜面から阿武隈川流域まで東西に長く標高差が多い地形となっており、その特徴を活かした農産物の生産が盛んで、コシヒカリを中心とした米づくりや、生産量全国一を誇る希少フルーツ「さるなし」などが有名です。また、福島県内で唯一の空港である福島空港があり、あぶくま高原道路の玉川インターチェンジも整備されていて、不便さを感じない便利な立地は、子育てにも最適で子供が多い村です。

  • 玉川村TAMAKAWA-VILLAGE

    玉川村の地図

    面積46.67km2

    総人口6,735

    玉川村役場
    住所:〒963-6392
    福島県石川郡玉川村大字小高字中畷9
    TEL:00247-57-310(代)
    URL:玉川村役場ホームページ
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  • 福島県の空の玄関「福島空港」を擁するまち

    福島空港は福島県内で唯一の空港で開港は1993年、ボーイング747など大型ジェットも就航可能な設備を持ちます。国内線では札幌(新千歳空港)、大阪(伊丹空港)への定期便が、そのほかにもチャーター便や臨時便も随時運行しています。福島空港の開港によって、あぶくま高原道路と福島空港インターチェンジ、玉川インターチェンジも開通。玉川村へのアクセスは大幅に向上しました。空の玄関口として、観光の拠点としてとても便利です。空港内には楽しめるスポットを多数設置、屋内遊び場「わくわくらんどたまがわ」やウルトラマン常設展示はお子さんと一緒に遊べます。そのほかにも福島県全域や玉川村の名産品がそろうショップや食事を楽しめるレストラン、カフェなども充実しています。

  • 豊富な特産品が立ち並ぶ「道の駅たまかわ」

    「道の駅たまかわ」は、あぶくま高原道路の福島空港インターチェンジから車で5分、県道208号線沿いにある道の駅です。駐車場は約30台分を完備、玉川村の農産品直売や、阿武隈のおいしい水でつくられた手打ちそばが楽しめます。直売品で人気なのは玉川村の特産品である「さるなし」。キウイフルーツの原種で、収穫時期が短いため「幻の果物」ともいわれています。道の駅たまかわでは、この「さるなし」を使用したジュースやワイン、果実をまるごと冷凍したものなどを販売しています。
    また、空芯菜も人気の商品で、玉川村産は茎の食感がよいと大好評です。そして、水を極力与えない「しぼり」という特殊農法で育てたトマトも注目したい逸品。たまかわ育ちの特産品が勢揃いする玉川村の台所です。

玉川村 耳寄り情報

  • 福島県玉川村からキッチンカーが発進!

    起業を通じた若者の定着とまちの賑わい創出を目指す取り組みとして、2019年11月より食ビジネスのスタート支援事業『玉川村キッチンカープロジェクト』が始動しました。玉川村釘屋商店とコラボレーションしたハンバーガー、季節の野菜・果物・さるなしなどを使ったスムージー等、創業者各々の自慢のメニューに玉川の食材と想いを乗せて近隣の街へ発進しています。ぜひ見かけた際はお立ち寄りください。

  • 極上トマト“しぼりトマト”

    しぼりトマトとは、育成過程でギリギリの水分しか与えず厳しく栽培したトマトのことで、通常のトマトに比べ、実がギュッと詰まっていて、糖度が高いのが特徴な究極の極上トマトです。玉川村の人気特産品です。しぼりトマトで作った無塩・無添加で製造されたトマトジュースは「ふくしま特産品大賞」も受賞したほどの贅沢な逸品です。

  • 500本以上の吉野桜「由ノ杜公園」

    春になると500本以上の吉野桜が咲き誇ります。その桜並木の壮観さに多くの人が訪れていますが、実はこの敷地は個人所有のもの。所有者の大越由さんのご厚意で無料で開放されており、自由に散策することが出来ます。公園内を見渡せる「展望の丘」から望む光景は、壮観でとても美しく、季節の花々を楽しめるスポットとして地元の方や観光客の人気スポットになっています。

玉川村の1年

4月3日

南須釜の念仏踊り(春)

亡くなった親族の御霊を供養するために踊られる念仏踊り。まだあどけなさの残る少女たちによって踊られ、毎年春の大寺薬師祭の4月3日と夏の8月14日に行われます。もとは元禄の小袖だったのが、春は振袖姿で行われます。福島県の重要無形文化財に指定されています。

8月14日

南須釜の念仏踊り(夏)

春の念仏踊りに続き、夏は、新盆を迎える家々をめぐり踊られます。夏は浴衣で裾からげに膝までたくしあげて、その下に鮮やかな赤い蹴出しと脚絆をのぞかせます。江戸時代初期からおこなわれ一時期は途絶えたものの、昭和27年に再開しています。

8月中旬

たまかわ水合戦/玉川夏祭り

たまかわ水合戦は、雪合戦さながらに水玉(水風船)を使って競技するゲーム。コスプレも大歓迎で大人も子どもも楽しめるイベントです。同時期におこなわれる夏祭りも例年大盛況で、模擬店やステージでの芸能発表はもちろん、夏の夜空を飾る花火も必見。

9月下旬

たまかわ さるなしウォーク

玉川村の特産品である「さるなし」をPRするイベント。さるなしの色である「緑色」のものを身に着けて村内のコースをウォーキングします。参加者には生さるなしや、さるなしジュースを配布、ノベルティのプレゼントや、さるなしの摘み取り体験もあり。

11月中旬

たまかわ産業祭り

玉川村の産業を内外に紹介するイベントです。「見て!食べて!体験できる!」をテーマにステージイベントやフードコーナーも充実。ミニSLの体験や豪華賞品があたる抽選会など盛りだくさん。

10月

平鍬踊り

実りの秋に感謝するため、笛や太鼓のに合わせ、笠鉾を先頭に円陣を組み、威勢の良い掛け声とともに踊りを披露します。華やかな衣装も見どころのひとつ。

浦安の舞
玉川村内にある川辺八幡神社、大雷神社にそれぞれ奉納される神楽。荘厳な雰囲気の中で優雅な舞いが執りおこなわれます。川辺地区と小高地区の方々が伝承する行事です。

三匹獅子舞
南須釜・北須釜地区の方々が伝統を守り伝えている行事です。女獅子・太郎獅子・次郎獅子が主役となり、宮参り・餅つき・居眠り・女獅子うばいなどの数曲で構成されています。

1月中旬

やっちゃ小屋

小正月の頃に南須釜字南宿地内及び大字山小屋地区でおこなわれる行事。新年に藁や竹などで子どもたちが小屋をつくり、1月14日には大人たちが祝金を持って小屋を訪れます。子どもたちはお礼に甘酒を振る舞い、最後には正月のしめ飾りなどとともに小屋を燃やして五穀豊穣と無病息災を祈願します。