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白糠町
北海道東部に位置し、南は太平洋に面する「白糠町」。
札幌—釧路間を結ぶ特急列車も停車し、釧路空港からも車で約 25 分とアクセスの良い場所にあります。
北部の阿寒富士を頂点に、山地・丘陵地が連なる傾斜線から、沿岸にかけては平野状となり、茶路川、庶路川などの河川とともに豊かな自然を形成。
丘陵地では林業や酪農、沿岸部では漁業が盛んです。
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SHIRANUKA-TOWN
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さまざまな「おいしい」が集まる食材王国
太平洋沖の暖流と寒流がぶつかる恵まれた漁場を有し、季節ごとにさまざまな海産物が水揚げされる白糠漁港。白糠漁港には一年を通じて多くの魚介類が水揚げされ、鮭、ししゃも、毛ガニ、つぶ貝をはじめ、柳だこは豊州市場のプロにも認められる名産品です。また、優れた水産加工品も多く製造されています。一方、冷涼な気候と豊かな自然に育まれた山の幸も豊富にそろい「しそ焼酎 鍛高譚」の原料である「しそ」や、料理を引き立てるイタリア仕込みのチーズ、鹿肉、羊肉など、優れた食材の宝庫としても知られています。
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紫蘇香るまち
白糠町の特産品である「紫蘇」。この紫蘇を原料に「町の名産品を作りたい」という町民の想いからしそ焼酎「鍛高譚」は生まれました。「紫蘇香るまち白糠」として白糠町のさらなる PRを図りたいと、町では職員自らが紫蘇の栽培を行い、関連商品の研究・開発を進めてきました。
赤紫蘇、青紫蘇から作られた2種類の「鍛高ラムネ」はふんわり香る紫蘇の風味と爽やかな飲み口が懐かしさを感じさせる逸品。青ちりめんの葉を使った「しそ醤油」も好評です。
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釧路市に挟まれています
町域の東西を、飛び地になった釧路市に挟まれている白糠町。
平成17(2005)年に旧釧路市、旧阿寒町、旧音別町が新設合併したことからこのような形になりました 。 -
しらぬかの語源は?
いくつかの説はありますが 、アイヌ語のシラ(磯)、カ(上)や、シラルカ、シラリイカに由来し、波が磯を越えしぶきが立つ「岩磯のほとり」を指すと言われています。
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そんなことないよ…
アイヌ語に由来し、日本語だとなぜか面白い&切ない名前の川が多いことで知られる北海道。白糠町の庶路川に注ぐ「オレウケナイ川」もそのひとつです。
このほか「ウカルキナイ川」も…。
6月中旬
港in白糠大漁まつり
白糠漁港で開催されるお祭り。遊覧航海、遊漁体験、餅まき、海産物が当たる抽選会など、盛りだくさんの内容です。
春
3月下旬
白糠町ロードレース大会
北海道のランニングシーズン最初のマラソン大会。町内外の700人以上が参加し、冬期間の練習の成果を試す大会。コースは3キロ、5キロ、10キロで親子での参加もできます。
8月
ふるさと祭り
(アイヌ三大祭)
アイヌ文化活動施設「ウレシパチセ」と東山公園にあるアイヌ弔魂碑の前で行われます。先祖を供養する為に神酒を捧げ、舞踊の儀式を行います。
夏
7月下旬
厳島神社例大祭
五穀豊穣と海の安全を願い、神輿が町内を練り歩きます。 威勢のよいソーラン節の後、掛け声とともに神輿ごと海に入る海中みこしは必見です。神輿行列の先頭を飾る子ども神輿の担ぎ手は毎年一般から募集しています。
10月
フンペ祭
(アイヌ三大祭)
白糠に伝わるフンペ(鯨)の伝承にちなんだお祭り。パクシル沼にある鯨のモニュメントの前でフンペの舞踏などが行われます。
秋
9月上旬
カミングパラダイス
商店街通り(ハミングロード)を2日間閉鎖しておこなうユニークな歩行者天国。町民による露店やフリーマーケット、多彩なアトラクションが繰り広げられます。
10月
ししゃも祭り
ししゃもが遡上する季節に行われる、豊漁と漁の安全を祈願するお祭りです。アイヌ文化活動施設「ウレシパチセ」でカムイノミ(神への祈り)を行い、茶路川河畔の祭壇にししゃもを供え、古式舞踏奉納などが行われます。
11月
白糠釧勝峠駅伝大会&白糠町駅伝競走大会
町内の部では茶路中小学校から白糠駅までの5区間10キロ町外の部では白糠町と釧勝峠から白糠駅まで5区間48キロを走る大会で北海道のランニングシーズン最後のレースです。
冬